なぜ産後ケアとして骨盤矯正をおこなう必要があるのか
- 投稿日:2019年4月22日
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骨盤周りの筋肉を産前の状況に戻す必要がある
人間の体の脂肪や内臓などは重力通りに下に向かってしまいます。そうなると正しい活発な機能が低下して、身体全体に様々な負担が生じます。正しい位置にとどめてきちんと働くためには、筋肉が支える必要があります。基本的には筋肉がしっかりと下支えしていますが、お産の強い力で位置がずれてしまいます。
それを元に戻さないままだと、血流が悪くなり栄養が十分に回らなくなったり、リンパが滞留してむくみが定着すれば下半身が太くなってしまいます。筋肉がずれていたり偏っていると腰痛の原因にもなりますし、姿勢が悪いままだとひざの痛みの原因にもつながってきます。
育児や家事など生活の負担を減らす必要がある
出産で歪んだ骨盤は、上半身の重みに耐えたり、腰にかかる負担をうまく分散することができなくなっています。そうなると腰で支えることができなくなるので、、今までは何でもなかったことが苦しく感じてきます。
例えば家事で中腰になる掃除や洗濯もつらくなってきます。さらに赤ちゃんを抱っこするときにも、腰には大きな負担がかかっているのでつらく感じます。無理をすれば余計に悪化させる悪循環になってしまう可能性もあり、骨盤の状態を早期に元に戻すことは、生活を安心して送るために必要不可欠です。骨盤は体の中心なので、安定した状態が平穏で健康な生活のベースにもなります。
放置しておくとゆがみが大きくなる
骨盤はとてもデリケートな部分で、体を支えつつ内部には内臓もあります。この部分を歪んだままにしておくと、毎日の座る、歩くなどの動作ですら歪みを進行させてしまいます。しかも、骨盤周りの筋肉が歪んだ状態で固定してしまうと、筋肉をほぐすことから必要となり、改善には時間がかかります。
そうなってしまう前に、産後の筋肉が固定しきっていないときに骨盤矯正をして正しい体の状態にしておくと、育児も家事もラクになります。加えて、背筋が伸びてすっきりとした姿勢やスタイルも手に入ります。また血行も良くなるので、健康面でもプラスになるのです。